行政発掘って何!?よく見る遺跡発掘とは何が違うの!?という人も多くいると思うので、できるだけ分かりやすい漫画を描いていけたらと思います。この漫画から見ていただいてももちろんOKですが、〝発掘くつくつ 〜プロローグ編〜〟の方もアップしているので興味があったら是非読んでみて下さいね⤵️
それでは本編に行ってみましょう!

【水滴について】
前回のブログで江戸時代の教育と寺子屋の実体から、江戸も識字率が高かった事は記載しましたが、そもそもこの時代の筆記用具といものはどういったものだったのでしょうか?
日本で現存する最も古い紙に書かれた文字は聖徳太子の〝法華義疏〟(ほっけぎしょ)と言われるものだそうです。
紙に文字を書く前は〝物〟に文字を彫っていました。
古墳などから出土した剣などに文字が刻まれているのを見たことがある人もいるいのではないでしょうか?
平安時代には墨が量産化できたそうですが、多くの庶民が筆や文字を使うには至っていません。
江戸時代になると多くの国民も読み書きができ、筆や硯、水滴などといった文房具も一般的に普及します。
明治時代になって万年筆の輸入がされるまで日本では1000年もの間、筆と墨の時代だったのです。
そんな訳で日本人には縁が深い道具なんですね。
墨は松や油を燃焼させてできた煤(すす)を固めた物です。
これを〝硯〟(すずり)で擦って(正しくは磨くという)黒い液体、今で言う〝墨汁〟を作ります。
習字を習った事がある人はわかると思いますが、現代ではこの墨汁を使いますが、
墨を硯で擦る時に濃度を調整する時に水を垂らします。
この時に微量な水を入れるための容器が〝水滴〟という訳です。
水滴は歴史上では早い時代に登場します。
〝日本書紀〟に既に水滴の記載があり少なくとも〝飛鳥時代〟には存在していたと思われています。
奈良時代や鎌倉時代には各種それぞれ華やかなカタチをしている物が多いです。
江戸遺跡からは直方体を基調とした陶磁製のものが多くこれは硯箱に入れて使用する為で、〝機能性〟を求めたものも多いです。
しかしながら、江戸時代ではそういった箱に収まるような形ばかりでもなく、牛やウサギ、犬、桃、瓜、人間などと華やかなデザインの水滴も多く見つかっています。
ちょっとした〝置き物〟としての需要もあったようです。
確かに文字を書くとき必要ですから、デザイン性の高いものだと良いですよね。手先の器用な日本人はここでも水滴にこだわりを見せ、今の時代でもコレクション心を惹きつけるクオリティーの高さを現代にも伝えています。
また陶磁器で作られることから非常に良い状態で出土しますのでみなさんも是非とも見て頂きたいです。
🐶こちらは遺跡見学会の水滴です⤵️
魅力的な返礼品も揃っていますので興味ある方は見てみてくださいね⤵️
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